花王が発売している食洗機用のキュキュット。
実際に汚れが落ちるのか、落ちないのかは気になりますよね。
そのため、この記事では実際の利用者の口コミを調査し、食洗機洗剤のキュキュットで汚れが落ちないのかを解説します。
僕自身、20年以上ドラッグストアでの勤務経験があります。

その経験を元に、食洗機用キュキュットの違いや汚れが落ちない場合の対処法もあわせて紹介しますね。
食洗機用のキュキュットを使われる方は参考になれば幸いです。

食洗機洗剤キュキュットは落ちない?:口コミを紹介

食洗機用のキュキュットは2種類あります。
- ウルトラクリーン(ジェルタイプ:無香料・すっきりシトラスの香り)
- クエン酸効果(粉タイプ:微香性(グレープフルーツの香り)・オレンジオイル配合(香料))
それぞれのよい口コミ、悪い口コミを忖度なく紹介します。
キュキュット食洗機洗剤:ウルトラクリーンの口コミ

よい口コミ
- 食洗機を使い始めてから数年が経ちますが、「ウルトラクリーン 食洗機用 洗剤」を使ってみたのは今回が初めてでした。結論から言うと、もっと早く出会いたかった…!そう思うほど満足度が高い商品です。このウルトラクリーンを使ったところ、一度の洗浄でフライパンもグラタン皿もピカピカ。カレーのスプーンもまるで新品のような輝き。さらに驚いたのが、食洗機庫内のニオイがなくなり、ステンレス部分までツヤツヤに。まさに「庫内もまるごと強力洗浄」という言葉に偽りなしでした。
- 食器の汚れも落ちて、食洗機も一緒に洗ってくれるからとても便利です。
容器からも液体を出しやすい仕組みなので非常に助かっています。液垂れもほとんどしない。 - 以前は固形のものを使っていましたが今回、初めてこの液体洗剤を使ってみました。
ボトルのプッシュボタンを押して、食洗機に数滴たらすだけ、少量で洗浄力抜群。使い勝手もよく場所を取らないので次からこれにしようと思います。 - 嫌な臭いもなく、汚れ落ちも良くリピートしています。毎回適量を注入できるボトルも良いです。
- 長い間パウダータイプの洗剤をつかっていました。液体タイプは割高という先入観があり敬遠していましたが、全然そんな事なかった。
粉に比べ長持ちする感じすらあるし、なによりワンプッシュでさっと使いやすい。洗浄力も変わりません。数ヶ月使用した結果、液体のほうが良いと感じたため、こちらの洗剤に切り替えました。 - 食洗機の排水口にあるメッシュの入ったゴミ取り皿が綺麗になりました。これまで使っていた洗剤では油汚れが溜まって固まっていたのですが、この洗剤を使うようになっていつの間にか綺麗に油汚れが取れていました。分解力が高いのだと思います。
- 汚れ落ちも申し分なく、個人的には好きな香りがします。
ワンプッシュで規定量が出るので、そこも便利です。
個人的には乾いたときの水垢が残りにくい商品だと感じました!
悪い口コミ
- 独特の薬品臭さがあります。
少し食器に匂い移りします。 - 食洗機のスタートボタン押し忘れたかと思うくらい汚れが落ちない。なんなら洗う前よりベタベタ、ヌルヌルする。結局、手洗いし直す事になり非常にストレス。
- 汚れが残ってる。これはあかん。使い物にならない。返品したいぐらい。
- ワンプッシュと書いてあるのに大量に出てきて困りました。
- 粉から変えましたが、食洗機壊れた?と思うぐらい汚れが落ちません。
初めて液体タイプを使いましたが、液体はダメなのかな - キュキュットの粉末が好きで買っていたのですが、液体はどうなんだろう?と思い購入しました。
結論から言うと汚れが落ちません。なんなら液体洗剤自体も落ちてない時があります。何度か試したあとに粉末タイプに戻しましたが、粉末だと汚れも茶渋も綺麗になるので、単純にこの液体タイプが良くなかったんだなと思いました。
キュキュット食洗機洗剤:粉タイプ(微香性・オレンジ)の口コミ

よい口コミ
- 食洗機用の洗剤の中ではキュキュットのこれ(オレンジ)が1番洗浄力があると思う。
変な匂いがしないのもいい。 - いろいろ使ってきましたが、結局我が家では粉が使いやすくて、いつも詰替で買っていました。
今回は使っていたケースが汚くなってきたので、ケースもかえたくて本体を購入。
開封用のつまみを持って、ぐるっと一周外して開封しましたが、特に開閉しにくいということもなく使っています。 - しっかり洗浄してくれる。
庫内洗浄もしてくれる。
他の洗剤と比べ、庫内の匂いが無いのが良いです。 - 汚れもしっかり落ちて減るのも遅いです。汚れが落ちなくて困ったことはありません。値段も安いのでこれ買っとけばOKです。
- これまで使っていたタブレット式の物より、油汚れが良く落ちます。
価格も安く、今後はこれにしようと思います。 - 我が家のナショナルの食洗機とは相性は悪くないようです。よく落ちますし、粉残りもありません。強い香りがついていないのが気に入っています。
悪い口コミ
- 口コミが良かったので買って試して見ましたがクリスタクリアジェルの方が綺麗に落ちました。
- 最悪です。
溶け残りが常にあります( ̄0 ̄)
食洗機は80度のお湯になりスチーム機能もあるので
他メーカーの洗剤で気になることは無かったのですがこれはひどい。 - 食器にオレンジの匂いがキツく残り、マグカップでコーヒーを飲むと洗剤を飲んでいるような感じがして凄く気持ち悪いです。匂い残りなのか溶け残りなのか…人体に影響はないのでしょうか?リピートはないです。
- 庫内にベトベトの油分の凝り固まった水垢様なモノが出ませんか。しばらく使っているとどんどん堆積します。
- 洗い残しが酷いです。
予洗いしても何度洗い直しても洗い残しがある。
早く使い終わりたい…
もう二度と買いません。
口コミ:総評
全体的な評価は☆4以上あり、好評価になっています。
よい口コミでは、「洗浄力が高かった」「ジェルタイプは使いやすい」「香りがよい」などの意見が多かったです。
一方で悪い口コミは「汚れが落ちない」という意見が多い傾向でした。
キュキュット食洗機用洗剤は、総じて「洗浄力が高く満足」という声が多い一方で、油汚れや茶渋の落ち具合にはタイプごとに差があり、使い方や機種との相性で評価が分かれる傾向があります。
粉末タイプはコスパと除渋力、ジェルタイプは手軽さと消臭効果で特に高評価です。
食洗機洗剤キュキュットは落ちない?:Q&A

- キュキュット食洗機オレンジ(粉)とウルトラクリーンの違いは?
- 汚れが落ちない時の対処法は?
- キュキュット以外のおすすめの食洗機用洗剤は?
- パナソニック食洗機洗剤のおすすめは?
- キュキュット食洗機洗剤詰め替えの価格は?
キュキュット食洗機クエン酸効果(粉タイプ)とウルトラクリーン(ジェルタイプ)の違いは?
結論から言うと、以下のようになります。
- コスパと汚れ落ち重視 → 粉末タイプ
- 手軽さ・油汚れ・香り控えめ → ジェルタイプ
- 洗浄力:茶渋・コーヒー渋・水アカなどの頑固な汚れに強い。漂白剤・クエン酸・酵素入り。
- コスパ:1回約3円と非常に安く、コスト重視の人に最適。
- 使い勝手:スプーンで計量する必要がありやや手間。湿気対策が必要。
- 洗浄力:油汚れに特化。液体なので溶け残りなし。庫内のニオイ対策にも効果的。
- コスパ:1回約5円と粉末より割高。
- 使い勝手:ワンプッシュで簡単投入。片手で使えてストレスなし。無香性タイプも選べる。
特徴比較表(粉末タイプ vs ジェルタイプ)
比較項目 | 粉末タイプ (クエン酸効果/オレンジオイル配合) | ジェルタイプ (ウルトラクリーン) |
---|---|---|
洗浄力 | **幅広い汚れに対応。**酵素+漂白剤+クエン酸配合で、茶渋・コーヒー渋の着色汚れや庫内の水アカまでスッキリ除去。油汚れやご飯粒・卵汚れも酵素で強力分解し、一度の洗浄でピカピカに。除菌効果で衛生面も◎(※) | **油汚れに特に強い。**界面活性剤+酵素の働きで頑固な油汚れやこびりついた卵汚れも一発洗浄。グラスのくもりや庫内の汚れもまとめて落とし、ニオイやベタつきも残さない。漂白剤不使用だが、日常の汚れは十分落とせる高い洗浄力 |
コストパフォーマンス | 非常に良い◎(経済的)1回あたり約2.98円と低コスト。容量も多く(本体約680gで約120回分)、大家族や高頻度使用でも財布に優しい。 | やや割高△ 1回あたり約5円程度で、粉末の約2倍のコスト。本体容量480g(約87回分)と内容量も少なめ。使用頻度が少ない場合や手軽さ重視なら許容範囲か。 |
計量方法・容器 | **スプーン計量式。**付属スプーンで適量をすくって投入(1回5g目安)。計量の手間はあるが、スプーンが改良され使いやすい。容器は箱型で開封後は湿気に注意。メリット: 細かく使用量を調節可能。 | **ワンプッシュ式。**ボトルを傾け背面ボタンを押すと1回分(約5.5g)排出。片手で簡単に投入でき計量不要。容器はスリムボトルで省スペース。メリット: こぼす心配がなく扱いやすい。 |
香りの強さ・種類 | 微香~ほのかな香り。「グレープフルーツの香り(微香性)」と「オレンジの香り(オレンジオイル配合)」の2種類。どちらもキツすぎず自然な柑橘系の香りで、「変な匂いが残らない」のが好評。洗浄後に食器へ香りが移る心配も少ない。 | 無香料~爽やかシトラス。「すっきりシトラスの香り」と無香性(無香料)の2種類。香り付きも爽やかだが控えめ。無香性タイプは洗剤臭ゼロで、香り残りに敏感な人に最適。 |
※粉末タイプの「除菌」はすべての菌を除菌するわけではありません。
キュキュットで汚れが落ちない時の対処法は?
キュキュットを使っていても、「汚れが落ちない」「食器がヌルヌルする」と感じることがあります。そんな時は、洗剤そのものの問題ではなく使い方や食洗機の状態に原因がある場合も多いです。以下のようなポイントを見直してみましょう。
① 洗剤の量を適切に使う
汚れが多い時や食器が多い時は、洗剤の量が足りていない可能性があります。特にジェルタイプは少量でも効果がありますが、状況によっては規定量よりやや多めに使うのもひとつの方法です。
② 予洗い(軽くすすぐ)
こびりついたご飯粒や卵黄などは、軽く水で流してから食洗機に入れると洗浄力が発揮されやすくなります。ひどい油汚れも軽く拭き取っておくと◎。
③ 食器の入れ方を見直す
食器の向きや配置が悪いと、水流が当たらず汚れが残ることがあります。噴射口をふさがないように、正しい位置に並べ直してみてください。
④ 食洗機の庫内を掃除する
庫内やフィルターが汚れていると、洗浄力が低下します。定期的に庫内のフィルターやゴミ受けを掃除し、洗浄力を保ちましょう。
⑤ 洗剤を変えてみる
ジェルタイプで汚れが残るなら、粉末タイプに変えてみるのも手。特に茶渋や頑固な汚れには、クエン酸や漂白成分を含む粉末タイプが効果的です。
これらの対処法を試すことで、キュキュットの洗浄力をしっかり引き出せるようになります。
キュキュット以外のおすすめの食洗機用洗剤は?
キュキュットを使っていて「汚れが落ちにくい」「香りが合わない」などの悩みがある場合は、他の食洗機用洗剤に変えてみるのもひとつの選択肢です。ここでは、ユーザーから評価の高い代表的な商品をいくつか紹介します。
▶︎ フィニッシュ パワーキューブ(タブレットタイプ)

1回分が個包装されており、計量不要で使いやすいのが魅力。油汚れに強く、洗浄力も安定していると人気です。忙しい方や時短を重視する方におすすめ。
▶︎ クリスタ クリアジェル(ライオン)

液体タイプの洗剤で、グラスのくもり除去や消臭に定評あり。シトラスの香りも爽やかで、庫内のニオイが気になる方に好評です。ジェル派の方に向いています。
▶︎ 緑の魔女(粉末タイプ)

環境にやさしい成分を使用しており、排水パイプの掃除効果もあるユニークな商品。コスパも良く、ナチュラル志向の方におすすめです。
▶︎ チャーミー クリスタ(粉末タイプ/ライオン)

茶渋やコーヒー渋の除去性能が高く、除菌力にも優れる粉末タイプ。洗浄力重視の方には根強い人気があります。
それぞれに特徴がありますので、キュキュットで満足できなかった場合は、用途や汚れの種類に合わせて他の製品を試してみると効果を実感できるかもしれません。
パナソニック食洗機洗剤のおすすめは?
パナソニックの食洗機をお使いの方にとっては、食洗機本体との相性も気になるポイントですよね。
メーカー公式では、タブレットタイプなら「ジョイ ジェルタブPro」「フィニッシュ パワーキューブ」ジェルタイプなら「チャーミークリスタ」が推奨されています。
キュキュット食洗機洗剤詰め替えの価格は?
キュキュット食洗機用洗剤の詰め替えは、容量やタイプによって価格帯が異なります。
例えば、粉末タイプ(クエン酸効果・オレンジオイル入り)は約680 gでおよそ600~800円前後、ジェルタイプ(ウルトラクリーン)は約480 gで900~1,200円ほどが一般的な相場です。
オンラインや実店舗ではセールやクーポンも多く、まとめ買いすると1回あたり数円も節約できることも。また、定期購入やドラッグストア併設のポイント還元サービスなどを活用すれば、さらにお得に購入が可能です。
食洗機洗剤キュキュットは落ちない?:まとめ
食器用洗剤キュキュットで汚れは落ちないのか?について口コミを紹介しました。
キュキュットの食洗機用洗剤には、「ウルトラクリーン(ジェルタイプ)」と「クエン酸効果(粉末タイプ)」の2種類があります。
それぞれに特徴があり、使い方や汚れの種類によって向き・不向きが分かれます。
口コミを見ると、ジェルタイプは油汚れや使い勝手を重視したい方に好評で、粉末タイプは茶渋や頑固な汚れをしっかり落としたい方に向いていることがわかりました。
また、「落ちない」と感じる場合は、洗剤の量や食器の入れ方、食洗機の状態を見直すことで改善するケースも多くあります。
キュキュットで満足できない場合は、他の人気洗剤や、パナソニック推奨の製品に変えてみるのもおすすめです。
最後にもう一度まとめると…
- コスパと汚れ落ち重視 → 粉末タイプ
- 手軽さ・油汚れ・香り控えめ → ジェルタイプ
自分のキッチンスタイルに合った洗剤を選んで、ストレスなく快適な食洗機ライフを楽しんでくださいね。

>>花王公式サイト