ボールドは「柔軟剤入り洗剤」として人気ですが、実際に柔軟剤を追加で使う必要があるのか、それとも本当にボールドだけで十分なのか、迷いますよね。
この記事では、ボールドに柔軟剤が本当にいらないのかを徹底的に解説します。
ボールドの柔軟剤効果は実際どの程度持続するのか、口コミから分かる向き・不向き、正しい使い方なども詳しく紹介。
「結局どう使えばいいの？」がこの記事を読めばはっきり解決します。
僕自身ドラッグストアに勤務しており、ドラッグストアなどで売っている一般用医薬品を扱える「登録販売者」という資格を持っています。
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ボールドに柔軟剤はいらないのか？
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先に結論からお伝えすると、個人的には追加で柔軟剤が必要だと思います。
僕自身の家庭でもボールドを実際に使ったことがありますが、ボールドだけでは衣類やタオルのふわふわ感が物足りない印象でした。
ボールドの容器には「柔軟剤入り」と表示がありますが、ふわふわ感がほしい方は、追加で柔軟剤を使った方がよいでしょう。
ボールド柔軟剤入り洗剤の特徴
ボールドは、P&Gが販売する「柔軟剤入り洗剤」です。
通常、洗濯洗剤と柔軟剤は別々に投入する必要がありますが、ボールドは1本で洗浄と柔軟の両方をこなせるのが最大の特徴です。
ボールドに含まれる柔軟成分は、洗濯中に衣類の繊維をコーティングして、洗い上がりの肌触りを柔らかくする働きがあります。
また、洗浄成分もしっかり配合されているため、日常的な汚れであれば十分に落とすことができます。
ボールドは香りにもこだわっており、洗濯後もほのかに良い香りが続くのも人気のポイントです。
ボールドの種類は？
ボールドには、大きく分けて液体タイプ・粉末タイプ・ジェルボールタイプの3種類があります。
【液体タイプ（ボールドジェル）】
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液体タイプは、洗濯機の洗剤投入口に注いで使うタイプです。
水に溶けやすく、すすぎ残りが少ないのが特徴で、ドラム式洗濯機でも使いやすいのがメリットです。
香りのバリエーションも豊富で、「フレッシュピュアクリーンの香り」「ホワイトティー＆フローラルの香り」「アロマティックフローラル＆サボンの香り」など、好みに合わせて選べます。
自動投入機能付きの洗濯機にも対応しており、毎回計量する手間が省けるのも便利です。
【粉末タイプ】
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粉末タイプは、洗浄力が高いのが特徴です。
特に皮脂汚れや泥汚れなど、頑固な汚れに強く、しっかり洗いたい方におすすめです。
ただし、水に溶けにくい場合があるため、冬場や水温が低い時期は溶け残りに注意が必要です。
また、粉末タイプは液体タイプに比べて香りのバリエーションが少ない傾向があります。
【ジェルボールタイプ（ボールド ジェルボール4D）】
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ジェルボールタイプは、1回分の洗剤が小さなボール状のフィルムに包まれているタイプです。
洗濯機に1粒ポンと入れるだけで、計量の手間がいらないのが最大のメリットです。
ボールド ジェルボール4Dは、「洗浄・柔軟・消臭・香り」の4つの機能が1粒に凝縮されており、部屋干しでも天日干しのような爽やかな仕上がりを目指せます。
忙しい方や洗濯に不慣れな方でも失敗しにくく、手軽に使えるのが人気の理由です。
ただし、コスト面では液体タイプや粉末タイプに比べてやや割高になる傾向があります。
ボールドだけで本当に柔軟剤効果はある？
結論からお伝えすると、ボールドだけでも柔軟剤としての効果はありますが、柔軟剤単体ほど強くはありません。
ボールドに含まれる柔軟成分は、洗濯中に衣類の繊維をコーティングして、
・ゴワつきを抑える
・肌触りをやわらかくする
といった働きをしてくれます。
Tシャツや下着などの普段着であれば、ボールドだけでも十分に柔らかさを感じられるでしょう。
ボールドの柔軟成分は、あくまで「洗剤のおまけ」程度に考えておくのがちょうど良いと思います。
実際のところ店頭では、ボールドに追加して柔軟剤を買われる方が多いです。
ボールドの柔軟剤効果はどれくらい持続する？
ボールドの柔軟剤効果は、洗濯直後〜着用初期の数時間程度が最も感じやすいと言われています。
衣類の繊維をコーティングする柔軟成分は、乾燥後もしばらく残りますが、柔軟剤単体のように 「1日中ふわふわが持続する」レベルの強さはありません。
ボールドで柔軟剤を追加で入れるべきケースは？
ボールドだけでは物足りないと感じる場合、追加で柔軟剤を入れることで仕上がりが格段に良くなります。
ここでは、柔軟剤を追加した方がいいケースを紹介します。
【タオルをふわふわに仕上げたい時】
タオルは厚手で繊維量が多いため、ボールドだけではゴワゴワしやすい傾向があります。
特にバスタオルやフェイスタオルは、肌に直接触れるものなので、ふわふわの仕上がりにこだわりたいですよね。
柔軟剤を追加することで、タオルの吸水性を保ちながら、ホテルのような柔らかい肌触りを実現できます。
【静電気が気になる冬場】
冬場は空気が乾燥しているため、衣類に静電気が発生しやすくなります。
ボールドだけでは静電気防止効果が弱く、スカートが足にまとわりついたり、パチパチと不快な静電気が起きたりすることがあります。
柔軟剤には静電気防止成分がしっかり配合されているため、冬場は追加で使うことを強くおすすめします。
【香りを長く楽しみたい時】
ボールドの香りは控えめで、洗濯直後は良い香りがしますが、時間が経つとすぐに消えてしまいます。
「洗濯物から良い香りが長く続いてほしい」という方は、香り付きの柔軟剤を追加するとよいでしょう。
レノアやソフランなど、香りが長持ちする柔軟剤を併用すれば、クローゼットを開けた瞬間にふんわり良い香りが広がります。
【おしゃれ着やデリケート素材を洗う時】
ニットやワンピースなどのおしゃれ着、シルクやウールなどのデリケート素材は、特に柔らかく仕上げたいですよね。
ボールドだけでは柔軟効果が弱く、生地が傷んだり風合いが損なわれたりする可能性があります。
おしゃれ着洗い用の柔軟剤を追加することで、衣類を優しくケアしながら、しなやかな仕上がりにできます。
【肌触りにこだわりたい時】
パジャマや赤ちゃんの衣類など、肌に長時間触れるものは、できるだけ柔らかく仕上げたいものです。
ボールドだけでも悪くはありませんが、柔軟剤を追加することで、さらにもっちりとした優しい肌触りになります。
特に敏感肌の方や赤ちゃん用の衣類には、無香料・低刺激タイプの柔軟剤を追加するのがおすすめです。
ボールドを柔軟剤として使うことができる？
結論から言うと、ボールドを柔軟剤として使うことはできません。
ボールドはあくまで「洗濯洗剤」であり、柔軟剤の代わりにはならないからです。
「柔軟剤入り」という表記があるため、「柔軟剤投入口にボールドを入れればいいのでは？」と思う方もいるかもしれませんが、これは大きな間違いです。
ボールドを柔軟剤投入口に入れてしまうと、以下のようなトラブルが起きる可能性があります。
- 洗浄力が発揮されない
- 洗濯機の故障の原因になる
- 衣類に洗剤が残る
柔軟剤入りだからといって、柔軟剤の代わりにはなりませんので、必ず正しい投入口に入れるようにしましょう。
ボールド柔軟剤入り洗剤の口コミ
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実際にボールドを使っている人たちの口コミを見てみましょう。
良い評価と悪い評価の両方を紹介しますので、購入の参考にしてください。
よい口コミ・評価
ボールド柔軟剤入り洗剤には、多くの高評価の口コミが寄せられています。
特に多かったのが、以下のような意見です。
【香りが控えめで使いやすい】
「香りが強くなく、少し香る程度で使いやすい洗剤です。」
「汚れ落ちもしっかりしていて香りもキツくないのでお気に入りです。コスパも良く何度もリピしています。」
ボールドの香りは、他の洗剤に比べて控えめで、ほのかに香る程度です。
強い香りが苦手な方や、香水と香りがぶつかるのを避けたい方から好評です。
【柔軟剤入りで手間が省ける】
「匂いが気に入ってます。柔軟剤入りなのでこれだけで済むので楽です。」
「ジェルボールは使った事がなかったので、気になって購入してみました。今までは洗剤と柔軟剤を別々で使っていましたが、1つになっているので、洗濯する時にとても楽でした。」
洗剤と柔軟剤を別々に用意する必要がないため、「洗濯が楽になった」という声が多数ありました。
特に忙しい主婦の方や、一人暮らしの方から支持されています。
【ジェルボールが便利】
「初めてジェルボールを購入し使用しました。今までは洗剤、柔軟剤、漂白剤、たまにビーズを入れてましたがこれ1つで済むならコスパもいいと思います。匂いも良かったです。」
ジェルボールタイプは、計量不要でポンと入れるだけなので、特に高評価でした。
洗濯に不慣れな方や、毎回計量するのが面倒な方にぴったりです。
【洗浄力もしっかりしている】
「汚れ落ちもしっかりしていて香りもキツくないのでお気に入りです。」
柔軟剤入りでも、洗浄力はしっかりあるという意見も多く見られました。
日常的な汚れであれば、十分に落とせるようです。
悪い口コミ・評価
一方で、ボールド柔軟剤入り洗剤には、いくつかの不満の声も上がっています。
購入を検討している方は、以下の点も理解しておきましょう。
【柔軟効果が物足りない】
「安く購入できて良かったです。柔軟剤配合ですが、あまりふわふわした肌触りにはなりません。物足りない時は柔軟剤をプラスして使っています。」
「柔軟剤効果を含む4-in-1機能で、衣類がふんわりと柔らかく仕上がります。ただ、柔軟剤を個別で入れたときよりは効果が弱いような気がします。」
ボールドだけでは柔軟効果が物足りず、結局追加で柔軟剤を使っているという声が多く見られました。
特にタオルや厚手の衣類は、ふわふわ感が足りないと感じる方が多いようです。
【洗浄力が弱い】
「洗浄力・柔軟性、しょうがないことですが、洗剤と柔軟剤の両機能を兼ね備えたボールドはそれぞれの効果が低いです。汚れ落ちがいまいちだったり、タオルがすぐにごわごわし始めたりと、徐々にその仕上がりに不満を持つようになりました。」
「洗浄力が少し弱めで、シミや黄ばみがもう少し落ちるようになるとうれしいです。洗濯物を傷めずに洗うことができるのは良いですが、強力な洗浄が必要な場合には物足りなさを感じることもありました。」
柔軟剤入りという性質上、洗浄力が洗剤単体よりも弱くなる傾向があります。
頑固な汚れや皮脂汚れには、やや力不足と感じる方もいるようです。
【香りの持続時間が短い】
「柔軟剤入りなので簡単だし、たまに家族に洗濯を頼む時も使いやすい。香りは思ったより持続的しないかな。。」
ボールドの香りは控えめで、洗濯直後はいい香りがしますが、時間が経つと消えやすいという意見もありました。
長時間香りを楽しみたい方には、やや物足りないかもしれません。
【ジェルボールは量の調整ができない】
「ジェルボールは洗剤の量を調整できないので、少量で洗濯を行うことが多い方には、コストパフォーマンスが悪いと思いました。」
ジェルボールタイプは1粒が1回分なので、少量の洗濯をする際に量を調整できないのがデメリットです。
洗濯物が少ない一人暮らしの方には、やや割高に感じるかもしれません。
「柔軟効果が物足りない」という声が一番多いですね。ふわふわ感を重視する方は、追加で柔軟剤を使うことをおすすめします。
口コミから見える「向いている人」「向いていない人」
これまでの口コミを踏まえて、ボールド柔軟剤入り洗剤が向いている人・向いていない人をまとめました。
自分がどちらに当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
✓ 洗濯の手間を少しでも減らしたい人
洗剤と柔軟剤を別々に用意したり、計量したりする手間が省けるので、忙しい方や時短重視の方にぴったりです。
特にジェルボールタイプなら、ポンと入れるだけで完結するので、洗濯が苦手な方や初心者にもおすすめです。
✓ 一人暮らしや洗濯物が少ない人
洗剤と柔軟剤を2本買いそろえる必要がなく、収納スペースも節約できます。
一人暮らしで洗濯頻度が少ない方や、ミニマリストの方には特に便利です。
✓ 強い香りが苦手な人
ボールドの香りはほのかで控えめなので、強い香りが苦手な方や、香水と香りがぶつかるのを避けたい方に向いています。
職場や公共の場で香害を気にせず使えるのも安心です。
✓ 日常的な汚れを落とせれば十分な人
Tシャツや下着など、普段着の洗濯であれば、ボールドの洗浄力で十分です。
軽い汚れが中心の方なら、満足して使えるでしょう。
✓ コストパフォーマンスを重視する人
洗剤と柔軟剤を別々に買うよりも経済的で、家計の節約になります。
特にセールやまとめ買いを利用すれば、さらにお得に購入できます。
✗ ふわふわの仕上がりにこだわる人
タオルや厚手の衣類をホテルのようなふわふわ感に仕上げたい方には、ボールドだけでは物足りません。
柔軟効果を重視するなら、追加で柔軟剤を使うか、最初から洗剤と柔軟剤を別々に用意した方がよいでしょう。
✗ 頑固な汚れをしっかり落としたい人
泥汚れ、皮脂汚れ、シミ、黄ばみなど、頑固な汚れが多い場合は、ボールドの洗浄力では力不足です。
作業着や子供の体操着など、汚れがひどい衣類を洗う機会が多い方には不向きです。
✗ 香りの持続性を重視する人
ボールドの香りは控えめで、時間が経つと消えやすい傾向があります。
「洗濯物から1日中いい香りがしてほしい」という方には、物足りなく感じるでしょう。
✗ タオルの吸水性を保ちたい人
柔軟剤成分がタオルの繊維をコーティングするため、吸水性がやや落ちる可能性があります。
タオルの吸水性を最優先したい方は、柔軟剤入り洗剤は避けた方がよいかもしれません。
✗ 敏感肌や化学物質過敏症の人
柔軟剤成分や香料が配合されているため、肌が敏感な方やアレルギー体質の方は注意が必要です。
無香料・無添加タイプの洗剤の方が安心して使えるでしょう。
「時短・楽さ重視」ならボールド、「仕上がりの質重視」なら洗剤と柔軟剤を別々に使うのがおすすめです！
ボールド柔軟剤入り洗剤｜使い方ガイド
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ボールドを正しく使うことで、その効果を最大限に発揮できます。
ここでは、タイプ別の投入方法や自動投入機能付き洗濯機での使い方を詳しく解説します。
ボールド柔軟剤入り洗剤はどこに入れる？正しい投入方法
ボールドは「柔軟剤入り洗剤」ですが、投入する場所は洗剤投入口です。
柔軟剤投入口ではないので、間違えないように注意しましょう。
タイプ別の正しい投入方法を詳しく見ていきます。
液体タイプの投入口
液体タイプのボールドは、洗濯機の「洗剤投入口」に入れます。
多くの洗濯機には、洗剤投入口と柔軟剤投入口が分かれていますが、ボールドは必ず洗剤投入口に入れてください。
洗濯機の上部にある投入ケースを開き、「洗剤」と書かれた投入口に規定量を注ぎます。
洗剤投入口は一般的に「洗剤マーク」や「DETERGENT」と表記されています。
投入後は、キャップをしっかり閉めて液だれを防ぎましょう。
洗濯機の引き出し式の投入ケースを開き、洗剤専用の投入口に注ぎます。
ドラム式の場合、洗剤投入口は左側、柔軟剤投入口は右側に配置されていることが多いです。
機種によって配置が異なるため、取扱説明書で確認してから使用してください。
粉末タイプの使用方法
粉末タイプのボールドも、洗濯機の「洗剤投入口」に入れます。
液体タイプと同様、柔軟剤投入口には入れないようにしてください。
洗濯機の投入ケースにある粉末洗剤専用の投入口に入れます。
機種によっては、液体と粉末で投入口が分かれている場合もあるので、取扱説明書を確認しましょう。
粉末タイプは水に溶けにくい場合があるため、冬場や水温が低い時期は、洗濯槽に直接入れる方法もおすすめです。
引き出し式の投入ケースを開き、粉末洗剤専用の投入口に入れます。
ドラム式でも、粉末タイプが溶け残る心配がある場合は、洗濯槽に直接投入する方法が確実です。
ジェルボールタイプの投入位置
ジェルボールタイプは、洗濯槽の底に直接入れます。
洗剤投入口や柔軟剤投入口には入れないので注意してください。
- 洗濯槽の底にジェルボールを1粒入れる
洗濯機を開けたら、まず最初にジェルボールを洗濯槽の一番底に入れます。
必ず乾いた手で取り扱い、濡れた手で触るとフィルムが溶け始めることがあるので注意しましょう。
- その上に洗濯物を入れる
ジェルボールを入れた後に、洗濯物を上から入れます。
洗濯物の下にジェルボールがある状態にすることで、水と一緒にしっかり溶けて洗浄効果を発揮します。
- 通常通り洗濯をスタート
洗濯物を入れたら、いつも通り洗濯をスタートするだけです。
ジェルボールは水に触れると自動的にフィルムが溶けて、中の洗剤成分が放出されます。
ボールド柔軟剤入り洗剤｜自動投入機能付き洗濯機での使い方
最近の洗濯機には、洗剤や柔軟剤を自動で投入してくれる便利な機能が搭載されている機種が増えています。
ボールドの液体タイプは、この自動投入機能にも対応しているので、さらに洗濯が楽になります。
自動投入機能付き洗濯機でボールドを使う際のポイントを解説します。
自動投入対応機種での設定方法
自動投入機能付き洗濯機でボールドを使う場合、初回のみ設定が必要です。
1. 洗剤タンクにボールドを注ぐ
洗濯機の洗剤タンク(自動投入用のタンク)を開き、液体タイプのボールドを規定量まで注ぎます。
タンクの容量は機種によって異なりますが、1L前後のものが一般的です。
満タンにしておけば、数回〜十数回分の洗濯に対応できます。
2. 洗剤の種類を「液体洗剤」に設定
洗濯機の操作パネルで、洗剤の種類を「液体洗剤」または「柔軟剤入り洗剤」に設定します。
機種によっては「洗剤A」「洗剤B」などと表記されている場合もあるので、取扱説明書を確認してください。
3. 濃度を設定
洗剤の濃度設定ができる機種の場合は、「標準」または「通常」に設定します。
ボールドは一般的な液体洗剤と同程度の濃度なので、特別な調整は不要です。
4. 自動投入をONにする
設定が完了したら、自動投入機能をONにします。
これで、洗濯のたびに自動で適量のボールドが投入されるようになります。
お使いの洗濯機の取扱説明書で、自動投入機能の詳細を確認してください。
洗剤投入口と柔軟剤投入口どちらに入れる？
自動投入機能付き洗濯機でも、ボールドは「洗剤タンク」に入れます。
柔軟剤タンクには入れないように注意してください。
自動投入時の注意点
自動投入機能は便利ですが、いくつか注意すべきポイントがあります。
【1. 定期的にタンクを清掃する】
洗剤タンクを長期間掃除せずに使い続けると、洗剤の残りカスや汚れが溜まり、詰まりの原因になります。
月に1回程度、タンクを取り外して水洗いすることをおすすめします。
特に高温多湿の時期は、雑菌が繁殖しやすいので注意が必要です。
【2. ジェルボールタイプは自動投入できない】
自動投入機能に対応しているのは、液体タイプのボールドのみです。
ジェルボールタイプや粉末タイプは自動投入できないので、手動で洗濯槽に入れる必要があります。
【3. 洗剤の補充タイミングに注意】
自動投入機能を使っていると、洗剤の残量を忘れがちです。
洗濯機の画面に残量表示が出る機種もありますが、定期的に目視でタンクの残量を確認しましょう。
洗剤が切れた状態で洗濯すると、汚れが落ちないので注意が必要です。
【4. 他の洗剤と混ぜない】
タンクの中で異なる種類の洗剤を混ぜると、成分が反応して固まったり、洗浄力が低下したりすることがあります。
ボールドから別の洗剤に切り替える場合は、タンク内をしっかり洗浄してから新しい洗剤を入れてください。
【5. 長期間使わない場合はタンクを空にする】
旅行などで長期間洗濯機を使わない場合は、タンク内の洗剤を空にしておきましょう。
液体洗剤が長期間タンク内に残っていると、固まったり変質したりする可能性があります。
ボールドに柔軟剤はいらない？：まとめ
「ボールドに柔軟剤はいらないのか？」という疑問について、詳しく解説してきました。
ボールドは柔軟剤入り洗剤なので、追加で柔軟剤を使わなくても洗濯は可能です。
しかし、柔軟剤単体と比べると柔軟効果は控えめで、ふわふわ感を重視する方には物足りなく感じられます。
実際に店頭でも、ボールドに追加して柔軟剤を購入される方が多いのが現状です。
【ボールドが向いている人】
- 洗濯の手間を減らしたい
- 一人暮らしで洗剤・柔軟剤を2本買うのが面倒
- 強い香りが苦手
- 日常的な軽い汚れを落とせれば十分
- コストパフォーマンスを重視する
【追加で柔軟剤を使った方がいい人】
- タオルをホテルのようにふわふわに仕上げたい
- 静電気が気になる冬場
- 香りを長時間楽しみたい
- おしゃれ着やデリケート素材を洗う
- 肌触りにこだわりたい
【使い方のポイント】
- 液体・粉末タイプ：洗剤投入口に入れる(柔軟剤投入口ではない)
- ジェルボールタイプ：洗濯槽の底に直接入れる
- 自動投入機能：液体タイプのみ対応、洗剤タンクに入れる
まずはボールドだけで試してみて、物足りなければ柔軟剤をプラスする、という使い方がおすすめです。
あなたのライフスタイルや優先順位に合わせて、ベストな使い方を見つけてくださいね。
この記事が、あなたの洗濯生活をより快適にするヒントになれば嬉しいです！
