長崎県雲仙市にある雲仙地獄に猫がたくさんいるってご存知ですか?
雲仙地獄は雲仙温泉を代表する観光地です。
地底から吹き上げる蒸気が、あたりに立ちこめています。
そんな場所に猫がたくさんいるって、なんだか不思議ですよね。
この記事では、なぜ雲仙地獄に猫がたくさんいるのか?を紹介します。
そして、この前、家族で雲仙周辺を泊まりで旅行してきました!
合わせて雲仙周辺の観光スポットや、雲仙地獄周辺に停められる駐車場、おすすめのホテルなどを紹介します。
雲仙周辺は車なしで、徒歩でも回れますよ。
雲仙を巡る際の参考にされてください。
<雲仙地獄>
こどもが楽しめる | ★★★★★(2.0) |
大人が楽しめる | ★★★★★(4.0) |
タイプ | 大人向け・温泉好きな人 |
所要時間 | 30分~1時間程度 |
僕は佐賀長崎あわせて100ヵ所以上観光してきました。
雲仙も泊まりで旅行にきたのは3回目。
雲仙地獄やその周辺の観光スポットやホテルを紹介します!
\レジャー施設が割引になるって知ってる?/
雲仙地獄と猫の関係は?
雲仙地獄に観光にくると、少し驚くかもしれません。
なぜかというと、たくさんの猫がいるからです。
僕たち家族は、長崎県の島原市も入れると、雲仙・島原地方の観光に5回以上行きました。
だけど、雲仙地獄を訪れるのは、今回が初めてです。
初めて行ってみてビックリ!
猫がたくさんいたんです。
子供たちは喜んで猫とふれあっていました。
雲仙地獄に猫がたくさんいる理由
地底から吹き上がる蒸気の中で、たくさんの猫がいるって不思議な光景ですよね。
そんな場所に猫がいる理由は、実はとても単純です。
雲仙地獄に猫がいる理由・・・それは・・・
地面が暖かいから!
雲仙地獄周辺の地面は、地熱によってちょうど良い暖かさなんです。
僕たちが雲仙地獄に行ったのは、1月初旬。
猫は寒いと外に出てこないイメージですが、雲仙地獄にいる猫たちは、気持ちよさそうに地面で寝てました。
そして、とても人馴れしています。
雲仙地獄に行ったら、猫たちの姿にも癒されますよ。
※過度にふれあったり、エサをあげたりはしないようにしましょう。
雲仙地獄の基本情報
雲仙地獄の基本情報です。
雲仙地獄とは?
雲仙地獄は雲仙温泉を代表する観光スポットです。
あたりは、地面から吹き出る蒸気と硫黄の香りが立ちこめていて、独特の雰囲気があります。
30あまりの地獄から成り立っています。
また、キリシタン殉教の舞台にもなりました。
(※キリシタン殉教とは、豊臣秀吉の時代に行われたキリスト教徒への迫害です)
自然と歴史、両方を感じ取れる場所です。
ナイトツアーがある
雲仙温泉にはナイトツアーがあります。
雲仙地獄にまるわるキリシタンの秘話・妖怪話・罪深い話など、ちょっと怖くて摩訶不思議な4つの物語を聞けるナイトツアー。
提灯片手に地獄を巡ります。
所要時間 | 1時間 |
料金目安 | 1人3,000円※ (小学生未満は参加不可) |
集合場所 | 50周年広場(雲仙お山の情報館別館となり) 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 |
出発時間 | 【3月~9月】19:30 【10月~11月】18:00 1,2,6,12月は開催なし。 |
じゃらんから予約できます。
住所・電話番号
〒854-0621
長崎県雲仙市小浜町雲仙
TEL:0957-73-3434(雲仙温泉観光案内所)
駐車場
雲仙地獄自体に駐車場はありません。
周辺の駐車場に停めて、観光することになります。
一番安い駐車場は「古湯駐車場」で300円です。
雲仙地獄までは、徒歩で約10分。
場所 | 湯快リゾート雲仙温泉 雲仙東洋館の横 |
料金 | 1日1回300円 |
営業時間 | 【通常】 9:00~17:00 【7/1~11/30】 11:00~19:00 |
駐車台数 | 【普通】95台 |
そのほかの駐車場は、500円です。
駐車場の検索には、「特P」が便利です。
所要時間
所要時間は、しっかりと全てを見てまわると60分程度です。
ある程度、見てまわるだけなら20分程度でまわれるでしょう。
雲仙地獄は、遊歩道で整備されています。
多少、上り下りのある坂道があるので、足が不自由な方や車椅子の方はまわるのが難しいと思います。
料金・営業時間
料金は無料。
出入り自由です。
営業時間も24時間。
いつでも入れます。
アクセス
JR諫早駅→島鉄バス雲仙行き(1時間19分)→バス停「雲仙お山の情報館前」で下車する→徒歩5分
長崎道諫早ICから国道57号経由で移動44km(約1時間)
※雲仙地獄周辺に24時間開いているコンビニはありませんので、ご注意ください。
雲仙地獄周辺の見どころ・まわり方
雲仙には、雲仙地獄以外にも見どころがあります。
オススメのまわり方とともに、見どころも紹介しますね。
徒歩でまわることが出来、観光スポットを見る時間も入れれば、所要時間は2~3時間程度です。
雲仙周辺の楽しみ方を事前に把握して、効率的に楽しみましょう。
雲仙観光オススメのまわり方
①古湯駐車場に車を停めるorバス停「別所口」で降りる
↓(徒歩1分)
②雲仙おもちゃ博物館
↓(徒歩4分)
③雲仙地獄・温泉たまご
↓(徒歩7分)
④足湯広場
↓(徒歩4分)
⑤雲仙ビードロ美術館
↓(徒歩8分)
⑥雲仙湯せんぺい遠江屋本舗
↓(車移動15分)
⑦雲仙仁田峠ロープウェイ
①から順に紹介しますね。
⑥雲仙湯せんぺい遠江屋本舗までは、車なしで徒歩で回れます。
①古湯駐車場orバス停「別所口」
車で来た場合は、湯快リゾート雲仙温泉雲仙東洋館の横の「古湯駐車場」に停めてください。
(雲仙温泉周辺で1番安い駐車場です。)
バスで来た場合は、バス停「別所口」で下車しましょう。
②雲仙おもちゃ博物館
昭和のにおいが残るレトロな駄菓子屋さんです。
1品1品が安いので、ついついたくさん買ってしまいますね。
子供だけでなく大人も夢中になってしまう場所です。
2階が非売品のおもちゃなどが置いている「おもちゃ博物館」となっていますが、僕たちが行ったときは休館中でした。(2024年1月現在)
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙310 |
電話番号 | 0957-73-3441 |
料金 | 1階は店舗のため入場無料 2階は営業していれば200円 |
営業時間 | 10:00~17:30 |
定休日 | 不定休 |
③雲仙地獄・温泉たまご
遊歩道で整備されていて、30ヵ所ほどの地獄を歩いて見ることができます。
地面から立ちこめる蒸気と硫黄のにおいがあり独特の雰囲気を醸し出しています。
また、遊歩道の途中にあるのが、温泉たまごを販売している「雲仙地獄工房」。
地獄の蒸気を使って蒸しあげている温泉たまごが食べられますよ。
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 |
電話番号 | 0957-73-3434 (雲仙温泉観光協会) |
料金 | 雲仙地獄は無料 温泉たまご:2個200円/5個400円 |
営業時間 | 【雲仙温泉】 24時間 【雲仙地獄工房】 4月~10月 9:00~18:00 11月~3月 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
④足湯広場
雲仙地獄のちょっと先に足湯広場があります。
雲仙観光で疲れた足を癒しましょう。
僕たち家族が雲仙旅行に行ったのは1月。
とても寒かったのですが、足湯で温まりましたよ。
足湯から出てからも、温かさが継続していました。
本当に足の疲れが軽減されたように感じましたし、気持ちよかったです!
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 |
電話番号 | 0957-73-2543 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
※足湯から上がった後に、足をふけるようにタオルを持っていきましょう。
⑤雲仙ビードロ美術館
長崎は、日本のガラス発祥の地。
江戸時代の吹きガラスは「ビードロ」と呼ばれていたそうです。
ビードロ美術館では、ビードロをはじめ、19世紀のアンティークガラス、柿右衛門、鍋島、古伊万里などの陶磁器を展示しています。
また、工房があり、ガラスづくり体験も可能。
<ガラスづくり体験基本情報>
料金 | 一人:1,700円~2,300円 |
所要時間 | 30分~2時間 |
体験開始時間 | 10:00~ 12:00~ |
対象年齢 | 6歳以上 |
ガラスづくり体験はじゃらんからも予約できます。
<雲仙ビードロ美術館基本情報>
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 |
電話番号 | 0957-73-3133 |
料金 | 大人700円/中高生500円 小学生300円/幼児無料 |
営業時間 | 9:30~17:00 (最終入館16:40) |
定休日 | 毎週水曜日 |
駐車場 | 無料(30台) |
⑥雲仙湯せんぺい遠江屋本舗
雲仙銘菓の「湯せんぺい」の製造直売や、お土産品を販売しているお店です。
遠江屋(とおとうみや)と読みます。
湯せんぺいは、明治初期に藩主に献上するために、製造がはじまった歴史のあるお菓子です。
雲仙で厳選した温泉水が練りこまれていて、純一枚手焼き製法を続けているのは、遠江屋だけ。
土日祝日には、店頭で実演販売をしています。
僕たちが行ったときも目の前で焼いた、焼きたての湯せんぺいを食べられました!
ほんのりした甘さで、サクサク食感のおいしいお菓子です。
焼きたての湯せんぺいは1枚100円(税込)でした。
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙317 |
電話番号 | 0957-73-2155 |
営業時間 | 8:30~22:00 |
定休日 | 不定休 |
⑦雲仙仁田峠ロープウェイ
雲仙地獄から、車で約15分のところに雲仙仁田峠ロープウェイもあります。
仁田峠は、春はツツジ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は霧氷と四季を通じて楽しむことが可能。
標高は1,333m。
長崎県で1番高い展望所があります。
景色が抜群にいい場所です!
ロープウェイで空中散歩して、自然の雄大さを感じましょう。
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙551 |
電話番号 | 0957-73-3572 |
営業時間 | 【雲仙ロープウェイ運行時間】 (4月~10月) 始発8:31/上り最終17:03 (11月~3月) 始発8:31/上り最終16:51 【仁田峠循環道路通行時間】 (4月~10月) 8:00~18:00 (11月~3月) 8:00~17:00 |
料金 | 【雲仙ロープウェイ】 (往復) 大人(中学生含む)1,300円 小人650円 (片道) 大人(中学生含む)730円 小人370円 【仁田峠循環道路】 協力金100円 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 無料 普通車200台 |
雲仙のおすすめホテル
今回、僕たちが泊まったホテルがリーズナブルで、家族で楽しめたので紹介します。
宿泊する際の参考にされてください。
湯快リゾート雲仙温泉 雲仙東洋館
今回、泊まったのは「湯快リゾート雲仙温泉 雲仙東洋館」。
僕、奥さん、長女(中学3年)、次女(小学5年)の4人で泊まりました。
洋風の館内で、レトロで落ち着いた雰囲気でした。
住所 | 〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙128 |
電話番号 | 0957-73-3276 |
チェックイン・アウト | チェックイン 15:00~ チェックアウト ~12:00 |
部屋・トイレ・アメニティ
僕たちが泊まったのは、上の写真の「スタンダード和洋室」というお部屋でした。
創業が1945年と、老舗のホテルのため部屋内は古い感じですが、きれいに清掃されており清潔感があります。
部屋が思ったより広くて、快適に過ごせました。
部屋にあったアメニティは以下の通りです。
- フェイスタオル
- バスタオル
- 帯(浴衣は受付で選んで部屋へ持っていくスタイルです。)
- 丹前
- シャンプーリンス、ハンドフェイスソープ
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- ドライヤー
- ケトル
- 貴重品用金庫
- 冷蔵庫
トイレはお風呂と一体になったユニットバスでした。
トイレとお風呂もきれいに清掃されていて清潔感がありましたよ。
食事はバイキング
引用元:じゃらん
食事は、朝夕ともにバイキングのプランした。
お鍋セットや、焼きたてのお肉が食べられましたよ。
味も美味しかったです。
個人的には、スイーツが充実していた点がうれしかったです。
朝食のバイキングでは、コーヒーなどを紙コップに入れて、部屋に持ち帰ることができました。
美容に良い温泉
引用元:じゃらん
温泉は、大浴場と露天風呂があります。
メタケイ酸という美容にいい成分が豊富に含まれている温泉です。
女性には、うれしい温泉ですね。
露天風呂では、雲仙の街並みを見下ろせます。
僕たちが宿泊したときは曇り空だったので見れませんでしたが、晴れていれば街灯も少ないので、星空がきれいに見えると思います。
家族風呂はありませんでした。
マンガ・カラオケ・卓球
マンガ読み放題のマンガコーナーがあったり、無料で使えるカラオケや卓球、キッズコーナーがあります。
(※カラオケは時間帯によっては有料。)
カラオケ、卓球は予約制なので、チェックインしたら早めに予約することをオススメします。
雨が降って、外で観光できない時も楽しめますね。
僕たちもカラオケと卓球をやりました!
子どもとのスキンシップもとれるし、楽しかったです。
家族4人で泊まった料金
僕たちが選んだプランは「【1泊2食付】和洋中の多彩なバイキングを満喫できる基本プラン」です。
家族4人で宿泊した料金は以下の通りです。
大人1人 11,939円/子供(小学生) 10,619円
(※長女は中学3年生のため大人料金)
11,939円(大人)×3名+10,619円(小学生)=46,436円
さらに、前回までのじゃらんポイントが2,300ポイントと、500円のクーポンが今回あったので、2,800円が値引きされました。
<最終の金額が43,636円>
朝夕バイキングが食べられて、温泉もゆっくり浸かれて、カラオケや卓球も無料で遊べてこの値段なので、かなり満足のいく宿泊でした。
雨の日でも、ホテル内で遊べます。
スタッフさんも対応も、皆さんよかったですよ。
子連れで家族旅行に行くときには、おすすめのホテルです。
ペットで犬を飼っている方には、わんちゃんと共に泊まれるプランもありますよ。
ぜひ、雲仙観光に行った際は泊まってみてください。
まとめ
雲仙地獄に猫がたくさんいる理由や、周辺の観光スポット、駐車場、ホテルなどを紹介しました。
雲仙地獄は、観光スポットとして楽しめるだけでなく、猫にも癒される観光地です。
その他にも、温泉たまごや湯せんぺいなどのグルメ、仁田峠ロープウェイなどの観光スポットがたくさんあるので、雲仙観光を楽しんでみてくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。
それでは、また!