高畑淳子さんの不適切発言が話題になっています。
この記事では、高畑淳子さんの不適切発言の内容を紹介します。
不適切発言に至るまでの流れや、その発言の何が問題だったのかも解説しますね。
高畑淳子の不適切発言の内容
9/11放送の情報バラエティ番組「ぽかぽか」で、高畑淳子さんの発言が問題視されています。
問題の不適切発言は「もう牛の屠殺(とさつ)みたいに…」と言ったことが問題視されているんです。
<この不適切発言が出た流れ>
「ぽかぽか」の番組内で「人生最大のピンチ」という内容で、高畑淳子さんがトークをしていました。
高畑淳子さんの仕事も増えてきて忙しい時期に、更年期障害の症状が出たそうです。
汗が止まらないため、病院に行ったところ、流れ作業のような扱いをされたとのこと。
「ホルモンがなくなったんですね。お薬出しときましょう。はい、次の方~」のような雑な対応をされ、その例えで「もう牛の屠殺(とさつ)みたいに…」と発言しました。
屠殺(とさつ)とは食肉処理すること
牛の屠殺(とさつ)は、牛を食肉にするための過程のことです。
食肉処理の過程は、以下の通り。
- 牛を処理場に輸送
- 牛を失神させる
- 牛の血を放血させる
- 牛を解体する
高畑淳子の不適切発言が問題になった理由
高畑淳子さんの不適切発言は「職業差別を助長する」と問題視されています。
これは江戸時代までの仏教思想から来ている問題です。
江戸時代までは、殺生禁断の思想があり、食肉が禁止されていました。
当時は食肉処理(屠殺)を被差別部落の人々が行っていたんです。
そのため、現在も食肉処理に関わる人たちに差別・偏見の目が向けられることがあります。
そういった経緯から、今回の高畑淳子さんの発言が「職業差別を助長する」と問題視されています。
9/12原田葵アナが不適切発言を謝罪
高畑淳子さんの不適切発言の内容を受けて、翌日の9/12にぽかぽかの番組内で原田葵アナウンサーが「これは職業差別を助長するおそれがあり不適切な表現でした。お詫びするとともに、この発言を取り消させていただきます。大変申し訳ございませんでした。」と謝罪しました。
過去には筑紫哲也も同じような不適切発言をしていた
過去には、キャスターの筑紫哲也さんも「屠殺」という言葉を使って批判されたことがあります。
1989年の「News23」内で、コロンビアの麻薬問題についての話の流れで発言。
「今、麻薬の値段を吊り上げたら、ニューヨークの街も多分、屠殺場だね。」と発言し、その後、謝罪しました。
高畑淳子のそのほかの情報
高畑淳子さんのそのほかの情報です。
高畑淳子の息子の現在は?
息子さんの高畑裕太さんは、2016年に逮捕され、その後、不起訴。
活動休止していましたが、2019年に東京・下北沢の小劇場の舞台で俳優復帰しています。
高畑淳子の娘は誰?
長女の高畑こと美さんは、高畑淳子さんと同じ女優業をしています。
高畑淳子と北川景子は親戚関係
北川の祖母と高畑の母が「いとこ」
高畑の祖父と北川の曾祖父が「兄弟」
高畑淳子の不適切発言:まとめ
高畑淳子さんは、9/11にぽかぽかの番組内で「屠殺」という言葉を発言して、不適切発言だと問題視されました。
そして翌日の9/12に同番組内で、アナウンサーの原田葵さんが、発言を取り消し謝罪する事態に。
僕自身は「屠殺」という言葉を今回初めて聞きました。
高畑淳子さんも悪気はなくて、今回の発言が職業差別につながることを知らずに発言したのではないでしょうか。
おそらく今後、高畑淳子さんも謝罪する流れになるものと思われます。
言葉の大切さを痛感する出来事ですね。
それでは、また!