「キュキュットで野菜って洗えるの?」「昔はできた気がするけど、今はどうなんだろう?」そんな風にモヤモヤしていませんか?
この記事を読めば、キュキュットで野菜が洗えなくなったのかどうか、どの種類のキュキュットなら可能なのかが明確にわかります。
さらに、安心して野菜を食べるための正しい洗い方や、他の食器用洗剤についても徹底的に解説。
これを読めば、今日から迷うことなく、食卓に並ぶ野菜を清潔に保つことができますよ。
最後まで読んで、あなたの「知りたい!」を全て解決し、毎日の食卓をさらに安心で豊かなものにしましょう!
僕はドラッグストア勤務経験が20年以上あります。その経験を元に分かりやすく解説しますね。


キュキュットは野菜を洗えなくなった?

結論から言うと、キュキュットで野菜は洗えます。
ただし、キュキュットすべての種類で洗えるわけではないので、今から解説しますね。
野菜が洗えるのは『キュキュットハンドマイルド』
キュキュットシリーズの中で唯一、野菜や果物を洗うことができるのは「キュキュットハンドマイルド」だけです。
ドラッグストアで日々、お客様から食器用洗剤に関するご質問を受ける中で、「この洗剤で野菜も洗えるの?」というご質問をいただくことは少なくありません。
花王の公式サイトでも、野菜・果物・食器・調理用具を洗う用途として明記されているのは「キュキュットハンドマイルド」のみとなっています。
パッケージにもその旨がきちんと記載されていますので、お店で選ぶ際にはぜひ確認してみてくださいね。

キュキュットハンドマイルドが野菜を洗える理由
「キュキュットハンドマイルド」が野菜や果物を洗えるのは、肌へのやさしさを考慮した界面活性剤が配合されているためです。
花王の公式サイトでは、この製品の用途として「野菜・果物・食器・調理用具用」と明確に記載されており、安全性と洗浄力が両立されている証拠。
パッケージの「用途」表記の確認が、安心して使用する一番のポイントですよ。
キュキュットハンドマイルドでの野菜の洗い方
「キュキュットハンドマイルド」で野菜や果物を洗うのはとても簡単です。
ポイントは、「少量を使うこと」と「しっかり洗い流すこと」の2点です。
具体的な洗い方は以下の通りです。
1.水でサッと予洗いする: まずは野菜や果物の表面についた土や大きな汚れを流水で軽く洗い流しましょう。
2.洗剤を薄めて使うか、直接少量つける:
- 薄めて使う場合: ボウルに水を張り、ほんの数滴の「キュキュットハンドマイルド」を加えて軽く混ぜ、その中で野菜を洗います。
- 直接つける場合: 洗う野菜や果物の量にもよりますが、直接つける場合はごく少量(1滴程度)を手に取り、それを野菜に広げて軽くこすり洗いします。
3.流水でしっかり洗い流す: これが最も重要です。洗剤成分が残らないよう、流水で30秒以上、丁寧に洗い流してください。特に葉物野菜は、葉の間に洗剤が残りやすいので、一枚ずつめくるようにしてしっかりとすすぎましょう。
4.必要であれば、もう一度水洗い: 心配な場合は、洗剤で洗った後にきれいな水にしばらく浸すか、再度流水で洗い流すとより安心です。
「キュキュットハンドマイルド」は泡切れも良く、適切な量でしっかりすすげば、心配はいりません。この方法で、安心して美味しい野菜や果物を楽しんでくださいね。

野菜、食器洗剤のよくある質問

- キュキュットクリア除菌は野菜を洗える?
- ジョイは野菜を洗える?
- ママレモンは野菜を洗える?
- その他の野菜も洗える食器洗剤
- キュキュットの危険性は?
- キュキュットは使うならどれがいい?
キュキュットクリア除菌は野菜を洗える?
キュキュットクリア除菌で野菜は洗えません。
キュキュットシリーズで野菜を洗いたい場合は、「キュキュットハンドマイルド」を使いましょう。

ジョイは野菜を洗える?
ジョイ(Joy)シリーズの食器用洗剤は、野菜を洗えません。
P&Gの公式サイトや製品パッケージの「用途」欄をご確認すると、「食器・調理用具用」と記載されており、野菜や果物への使用は明記されていません。
ママレモンは野菜を洗える?
ママレモンも野菜を洗えません。
長年愛されているライオンのママレモンですが、こちらも製品パッケージの「用途」欄を確認すると、「食器・調理用具用」と記載されており、野菜や果物への使用は含まれていません。
キュキュット以外の野菜も洗える食器洗剤はある?
キュキュットハンドマイルド以外にも野菜が洗える食器洗剤はあります。
以下の商品です。
サラヤ ヤシノミ洗剤 野菜・食器用: その名の通り「野菜・食器用」と明記されており、ヤシの実由来の洗浄成分で手肌にも環境にも配慮されています。ドラッグストアでもよく見かけるロングセラー商品です。

シャボン玉石けん 台所用せっけん(液体・泡タイプなど): 昔ながらの無添加石けんで、製品によっては「野菜洗いできます」と明記されています。成分がシンプルで、環境にも優しい点が特徴です。

これらの製品を選ぶ際は、必ずパッケージの「用途」欄に「野菜・果物」と記載されているかを確認してください。
成分や用途表示はメーカーによって異なるため、不明な場合はメーカーの公式サイトで確認するか、ドラッグストアの店員に直接尋ねるのが最も確実ですよ。
キュキュットの危険性は?
キュキュットを含む一般的な食器用洗剤は、正しい使用方法を守れば危険性はありません。
「洗剤で野菜を洗うなんて大丈夫?」と心配される方もいるかもしれませんが、花王が製造・販売しているキュキュットシリーズは、日本の厳しい安全基準を満たして作られています。
特に「キュキュットハンドマイルド」のように「野菜・果物用」と明記されている製品は、その用途での安全性がきちんと確認されています。
キュキュットは使うならどれがいい?
キュキュットシリーズは種類が豊富なので、「結局、どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。目的別に考えると選びやすくなりますよ。
【野菜・果物も洗いたいなら】
- キュキュットハンドマイルド: この記事で繰り返しお伝えしているように、野菜や果物も洗える唯一のキュキュットです。手肌への優しさも兼ね備えているので、手荒れが気になる方にもおすすめ。迷ったらまずこれを選んでおけば安心です。
【強力な洗浄力や除菌力を求めるなら】
- キュキュットクリア除菌: 頑固な油汚れやニオイをしっかり落としたい、まな板やスポンジの除菌もしたいという方におすすめです。食洗機用ではないため、手洗い用として普段使いに最適です。
- キュキュット泡スプレー: スプレータイプで、細かい溝や洗いにくい部分、お弁当箱のフタなど、これまでの食器用洗剤では届きにくかった場所の洗浄に便利です。泡が密着して汚れを分解します。
- キュキュット泡パック:つけおき洗いできる商品です。この商品をスプレーしておき、洗い流すことで食器洗いが終わるので、時短にも節水にもなります。
【環境や手肌へのやさしさも重視するなら】
- キュキュットNaturalDays(ナチュラルデイズ): 手肌や環境への配慮を重視したい方に向けたシリーズです。香りも天然アロマオイル配合で、使うたびにリラックスできるのが特徴。自然派志向の方におすすめです。
ドラッグストアでは、それぞれのキュキュットが用途別に陳列されていることが多いので、パッケージの表示やPOPの説明も参考に、ご自身のライフスタイルや洗い物の種類に合わせて選んでみてくださいね。
キュキュット泡スプレー詳細記事→キュキュット泡スプレーは汚れが落ちない?口コミを徹底調査!原因と対策も解説!
キュキュット泡パック詳細記事→キュキュット泡パックは汚れが落ちないのか?口コミを徹底調査!泡スプレーとの違いや使い方も分かりやすく解説
キュキュットナチュラルデイズ詳細記事→キュキュットナチュラルデイズの違い!買うならどれがいい?ドラッグストア経験者が分かりやすく解説!
キュキュットは野菜を洗えなくなった?:まとめ
今回は、「キュキュットで野菜は洗えなくなったのか?」という疑問に、ドラッグストア勤務経験を踏まえて徹底的に解説しました。
重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- キュキュットシリーズで野菜や果物を洗えるのは「キュキュットハンドマイルド」だけです。パッケージの「野菜・果物・食器・調理用具用」という表示を必ず確認してください。
- 「キュキュットハンドマイルド」が野菜を洗えるのは、肌へのやさしさを考慮した成分配合と、メーカーがその用途を公式に認めているからです。
- 洗う際は、「少量を使うこと」と「流水でしっかりすすぎ流すこと」が最も大切です。
- 「クリア除菌」や「ジョイ」「ママレモン」など、「野菜・果物用」と明記されていない食器用洗剤は、野菜洗いには使わないようにしましょう。
- キュキュットハンドマイルド以外にも、「野菜・果物用」と表示のある食器用洗剤は他にも存在しますので、パッケージの用途表示をしっかり確認して選びましょう。
- キュキュットを含む一般的な食器用洗剤は、正しい使い方をすれば危険性はありません。
これで、皆さんの「キュキュットで野菜が洗えるのか?」という疑問はスッキリ解消されたのではないでしょうか。
毎日の食事は、安心と安全が一番大切です。
この記事が、皆さんの食卓をより豊かで安心なものにする一助となれば嬉しいです。
