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三重津海軍所跡はガッカリな観光地?佐賀が誇る世界遺産を紹介!

三重津海軍所跡 楽しく観光!

本日は佐賀が誇る世界遺産「三重津海軍所跡」を紹介します!

三重津海軍所跡は「見えない世界遺産」と話題になったことも。

僕は三重津海軍所跡に、家族で3度も遊びに行っています!

三重津海軍所跡は本当にガッカリな世界遺産なのか?を実際に観光してみた視点で紹介したいと思います。

ぜひ、最後までご覧ください。

こどもが楽しめる★★★★★(2.0)
大人が楽しめる★★★★★(3.0)
タイプ歴史好きな人向け
所要時間1時間程度
費用約200円~500円(1人あたり)
オレンジ☆
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僕は観光が大好きで、佐賀長崎あわせて100ヵ所以上巡ってきました。

本日は三重津海軍所跡の魅力をお伝えします!

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三重津海軍所跡 基本情報

三重津海軍所跡の基本情報です。

住所・電話番号

〒840-2202

佐賀県佐賀市川副町大字早津江津446-1

TEL:0952-34-9455

開館時間

9:00~17:00(最終入館16:30)

休館日

毎週月曜(月曜が休日の場合は、翌平日)

年末年始

※その他、臨時休館あり。

駐車場

歴史館敷地内:10台

佐賀市立中川副公民館横:普通車85台 大型バス5台

いずれも無料。

オレンジ☆
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基本的に歴史館敷地内の駐車場に駐車できます。

入場料金

入場料金年間パスポート
大人500円1,000円
小中学生200円400円
未就学児無料無料

アクセス

電車・バス利用

博多駅から佐賀駅までJR特急で約40分

バスで約30分(「佐野・三重津歴史館入口」で下車する)

徒歩5分

自動車利用
  • 長崎自動車道「佐賀大和IC」から約40分
  • 九州佐賀国際空港から約15分
  • 九州自動車道「みやま柳川IC」から約40分
  • 有明海沿岸道路「諸富IC」から約1分
飛行機利用

佐賀空港からタクシーまたはレンタカーで約15分

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三重津海軍所跡ってどんなところ?

三重津海軍所跡の読み方は「みえつかいぐんしょあと」と読みます。

幕末の洋式海軍の拠点になっていた場所です。

海軍の教育や、洋式船の修理や造船などを行っていました。

「近代造船はここから始まった」といわれるほど、当時の最先端造船技術が集まっていた歴史的に重要な場所です。

見えない世界遺産と話題に!

三重津海軍所跡へ実際に行くと皆さん、驚くかもしれません。

なんと、三重津海軍所跡は「跡」のため何もないんです。

実際に三重津海軍所があったところは、ただの広場になっています。

なぜなら、三重津海軍所の修理場は木造で、遺跡発掘後に劣化を防ぐために埋め戻されたからです。

これが「見えない世界遺産」「ガッカリな世界遺産」といわれる所以ゆえんなのでしょうね。

何もない広場でも、歴史的な価値がある立派な世界遺産です。

現在は、三重津海軍所跡について詳しく知れる歴史館があります。

明治日本の産業遺産

三重津海軍所跡は2015年7月に「明治日本の産業革命遺産」の1つとして世界遺産に登録されました。

日本で初めて広範囲の登録で、岩手県から鹿児島県の8県11市にわたって23資産が登録されています。

福岡県の八幡製鐵所もこのうちの1つです。

作った人は誰?いつできた?

三重津海軍所を作ったのは、佐賀藩の藩主、鍋島直正なべしまなおまさです。できたのは江戸時代

佐賀の三重津にはもともと、「御舟屋(おふなや)」という船を修理する施設がありました。

江戸時代に、佐賀藩の藩士が航海や造船技術を、長崎にあった「長崎海軍伝習所」で習得。

1858年に、そこで学んだことを藩内に広めるために三重津にあった「御舟屋」に「御船手稽古所(おふなてけいこしょ)」という施設を設けたことが、三重津海軍所の始まりです。

御船手稽古所は、海軍技術を学んだり練習する施設です。

日本最古の船の修理場

写真出典:佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館

三重津海軍所跡には日本最古のドライドックがあります。

ドライドックとは、船の修理や建造を行う場所のことです。

洋式船を修理する場所として、日本最古のものです。

このドライドックは木造なので、保存のため地中に埋め戻されています。

オレンジ☆
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ただし、歴史館内にドライドックを再現した大型模型があるため、どんなものだったのかを見ることはできますよ。

日本初の実用蒸気船が作られた!

1865年、三重津海軍所で、日本初の本格的な蒸気船「凌風丸(りょうふうまる)」を完成させました。

凌風丸が長崎の諫早や佐賀の伊万里に行った記録や絵図が残っているそうです!

日本赤十字社の創始者 佐野常民

佐野常民さのつねたみという名前を聞いたことはないけど、日本赤十字社という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

佐野常民さんは、その日本赤十字社を作った方です!(正確には日本赤十字社の前進となる博愛社の創始者)

佐野常民さんは明治時代の政治家で、パリの万博に参加したり、三重津海軍所の創設や蒸気船「凌風丸」の建造に尽力された方です。

歴史館の中に、佐野常民さんの生い立ちや功績を分かりやすく紹介した展示室や映像シアターがあります。

本当にガッカリ?三重津海軍所跡の魅力!

三重津海軍所跡は本当にガッカリなのか⁈

僕たち家族は実際に何度も遊びに行っていますので、本当にガッカリする観光地なのかを解説していきますね。

迫力のある大型スクリーン

三重津海軍所跡の歴史館1Fには、三重津海軍所について解説してくれる大型スクリーンがあります。

オレンジ☆
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壁に直接、映し出されるこの大型スクリーンが結構、迫力があるんです!

この映像は、きっと子どもも楽しめますよ。

この大型スクリーンの他にも、1Fにもう1つ映像ホールがあり、さらに2Fにも映像シアターがあります。

展示物だけではなく、映像でもたくさん学べるので、お子さんも飽きることなく見てまわれますよ。

タブレットの無料貸し出しがある

三重津海軍所跡の歴史館の入口で、館内をガイドしてくれるタブレットを貸してもらえます。

氏名住所などを記入するだけで、無料で貸し出し可能です。

このタブレットがあることで、三重津海軍所跡を倍、楽しめますのでぜひ借りましょう!

タブレットで見える世界遺産に!

タブレットを持って、三重津海軍所跡がある広場に出てください。

タブレットで何もない広場を映すことで、タブレット画面に当時の様子が映し出されるんです。

見えない世界遺産だったはずの三重津海軍所跡が、タブレット画面を通して見える世界遺産になります!

※以前はタブレットではなく、ゴーグルを顔につけVRで映像を見ることができましたが、現在はVRはなくなり、タブレットで見ることができます。

幕末の歴史を学べる

三重津海軍所跡は世界遺産にも登録されている歴史的な価値のある場所です。

佐賀県には七賢人と呼ばれる、幕末に活躍した7人の人物がいます。

上記で紹介した鍋島直正や佐野常民も七賢人のメンバーです。

オレンジ☆
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総理大臣を2回務めた大隈重信も、七賢人のメンバーで佐賀県出身なんですよ。

佐賀には明治時代前後に活躍した人物がたくさんいます。歴史的に重要な場所で、歴史的に重要な人物について学べる点も三重津海軍所跡の大きな魅力の1つです。

まとめ

三重津海軍所跡について詳しく解説してきました。

結論、三重津海軍所跡はガッカリな世界遺産ではないと個人的には思います!

世界遺産というワードだけを聞くとイメージするのは

  • 法隆寺
  • 姫路城
  • 屋久島

などを思い浮かべるのではないでしょうか。

そういったイメージで、三重津海軍所跡に行くとガッカリするかもしれません。

だって、何もない広場なんですから。(笑)

ただ、大型スクリーンやタブレットなどを使って当時の状況を分かりやすく再現してくれています。

他県から、がっつり三重津海軍所跡だけを観光しに来るというのはおすすめしませんが、佐賀周辺を観光するときに寄る分にはおすすめです。

ぜひ、佐賀周辺に来た際は三重津海軍所跡にも寄って、当時の歴史を感じてみてください。

いろいろ学べますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

それでは、また!

佐野常民と三重津海軍所跡の歴史館ホームページ

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