この記事では、登録販売者の資格を取れば食べていけるのか?を解説します。
一般用医薬品を販売するために必須の資格「登録販売者」
「登録販売者の資格を取りたいけど役に立つの?」や「登録販売者の資格を取ったけど収入につながるの?」などの疑問を持つ人に役立つ記事です。
僕は、ドラッグストア勤務歴約20年以上。
登録販売者という資格について詳しく知っています。
登録販売者は食べていける?
登録販売者の資格を取れば食べていけるのでしょうか?
結論として、登録販売者の資格を取れば食べていけます!
月の労働時間が100時間ほどしかないショートパートでは、食べていくのは難しいですが月150時間以上働くロングパート以上ならば、登録販売者の資格で食べていくことは可能です。
社員以上であれば確実に食べていけるでしょう。
僕は、ドラッグストア店長の給料で家族4人(奥さん・長女(高1)・次女(小6))を養っています。
社員でも家族を養っている人もたくさんいますよ。
登録販売者って将来性あるの?
個人的には、登録販売者という資格は将来性があると思います。
なぜなら、まだまだドラッグストアは増えていますし、スーパーやコンビニでも取り扱う店舗が増えているからです。
薬の利益は、日用品に比べて高いです。
そのため、一般用医薬品の販売を行う店舗も増加しています。
一般用医薬品の販売をするためには登録販売者は必須。
まだまだ、登録販売者の需要は増えていくと思いますよ。
登録販売者はいくらもらえる?
登録販売者の資格を持っていればいくらもらえるのでしょう?
登録販売者が多く働いているのは、ドラッグストアです。
具体的に、ドラッグストアの店長・社員・パートに分けて紹介します。
登録販売者、店長の場合
ドラッグストアの店長の給与は、およそ年収450万ほどです。
登録販売者の資格手当は、販売力の差によって10,000円前後~50,000円前後までと幅があります。
僕の奥さんは専業主婦なので、僕の収入のみで家族4人暮らしていますが、特に不自由なく暮らせています。
ドラッグストア店長の収入に関しては、こちらで詳しく紹介しています。
登録販売者、社員の場合
ドラッグストア社員の年収はおよそ300万円前後でしょう。
登録販売者の資格手当は、店長と差はありません。
資格手当は、販売力の差によって10,000円前後~50,000円前後くらいです。
社員でも食べていくのに、問題はないでしょう。
家族を養っている人もたくさんいます。
登録販売者、パートアルバイトの場合
登録販売者の資格を持っている人の時給は、地域によって差はありますが1,000円~1,200円ほどです。
1,000円~1,200円に含まれる資格手当は、時給で100円前後です。
こちらも販売力によって、資格手当をアップさせることは可能ですよ。
しかし、ショートパートやアルバイトの給料だと、食べていくのは少し大変かもしれません。
ロングパートであれば、1人で食べていくことはできるでしょう。
登録販売者で社員になるための条件
登録販売者で確実に食べていくなら、社員以上を目指したいところです。
新卒であれば、社員で入社することができますが、中途の場合はいきなり社員で入社するのは難しいでしょう。
中途の場合はまず、パートアルバイトで入社して、その後社員を目指す流れになります。
社員へ昇格するために、筆記試験・面接を行う会社がほとんどです。
僕のまわりでも、パートアルバイトから社員・店長になった人がたくさんいますよ。
ドラッグストアで社員を目指すために必要なことを紹介します。
- 前提として登録販売者の資格は必須
- 基本的な職務能力
- 県外異動が承諾できるか
登録販売者の資格は必須
ドラッグストアの場合、社員になるためには登録販売者の資格は必須になります。
「一般用医薬品」を販売するためには、営業時間中に必ず登録販売者の資格を持った人がいなければなりません。
そのため社員が登録販売者の資格を持っていないと、営業自体ができなくなってしまいます。
社員になるためには必ず登録販売者を取得しておきましょう。
基本的な職務能力
社員になるためには、基本的な職務をこなす能力も必要です。
基本的な職務は、以下の通りです。
- 印象の良い接客
- 荷だし・前だし・発注業務の正確さ・スピード
- 棚替えの正確さ・スピード
- 1日・1ヶ月を通しての業務内容や流れの把握
上記の内容の基本的なことができれば、社員を目指すことができます。
県外異動が承諾できるか
社員に上がるために1番ネックになる部分が、県外異動を承諾できるか?という部分になると思います。
企業にもよると思いますが、たくさんの地域に店舗を展開している会社であれば、社員に昇格するための条件として「県外異動の承諾」を求めてくる場合があります。
会社として、人事異動は悩みの種。
県外異動ができる人材が少ないと、新規出店などに影響がでます。
そのため、社員に昇格するための条件として県外異動の承諾を求めてくることがあるんです。
家族がいる場合は大変かもしれませんが、経験として県外への引っ越しも視野に入れておきましょう。
登録販売者を目指すおすすめ講座
登録販売者を目指すのであれば、通信講座を受講するのがおすすめです。
独学でも合格可能ですが、全国の登録販売者合格率は40%ほど。
2023年度の登録販売者合格率は43.7%。
試験に落ちてしまうと、時間もお金も無駄になってしまいます。
登録販売者に合格し、職につければ資格手当で月1~2万円近くは収入がアップするので、通信講座の受講料も数カ月で取り戻せますよ。
確実に合格を目指したい人は、通信講座を受講しましょう。
おすすめの通信講座は「三幸医療カレッジ」です。
三幸医療カレッジの特長は、以下の通り。
- 高い合格率を実現しながら、他スクールより少ない費用で受講できる
- 1回約15分全84本の動画授業が1年間見放題
- 1回平均15分程度の授業だから”すきま時間”に勉強できる
- 受講生一人一人に担任が付き、最適な学習方法などのアドバイスをもらえる
- web操作が苦手な人向けにDVDコースもある
料金は以下の通りです。
受講コース | 料金(税金) |
---|---|
eラーニングコース | 通常 35,200円 |
DVDコース | 通常 47,300円 |
\ほかのスクールより少ない費用で受講可能/
「三幸医療カレッジ」以外の登録販売者の通信講座については、こちらで詳しく解説しています。
おすすめの転職サイト
現在、登録販売者とは無関係の仕事に就いていて、転職を考えている人は転職サイトの利用がおすすめです。
おすすめの転職サイトは「リクナビネクスト」と「リクナビエージェント」です。
リクナビネクスト
リクナビネクストは、実際に転職した8割の人が使っている転職サイトです。
どこの転職サイトを利用したらいいか分からない人は「リクナビネクスト」に登録しましょう。
リクルートエージェント
サポートを受けながら転職をしたい人は「リクルートエージェント」がおすすめです。
リクルートエージェントは専門コンサルタントがフルサポートしてくれるので、安心して転職ができます。
まとめ
登録販売者の資格を持っていれば食べていけるのか、を解説しました。
社員以上であれば、確実に食べていけます。
また、パートアルバイトからでも社員に昇格することは可能です。
登録販売者の資格を持っていれば就職にも有利ですし、収入アップにもつながります。
ぜひ取得しておきましょう!
\堅実に合格を目指そう/
この記事が参考になれば幸いです。
それでは、また!