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登録販売者の資格だけ取るのは可能?資格だけ取ったらどうなるの?まるっと解決!

登録販売者資格だけ取る ドラッグストア事情・転勤・引越

登録販売者の資格に興味はあるけど「資格だけ取ることは可能なんだろうか?」と疑問をお持ちではないですか?

これからまだ、就職予定ではないけど、資格だけ先に取るのはアリなのか?そんな疑問にお答えします。

この記事で分かること
  • 登録販売者の資格だけ取ることは可能なのか
  • 登録販売者の資格を取った後はどうなるのか
  • 登録販売者の資格だけ取るメリットデメリット
  • 1発合格を目指せる勉強法
オレンジ☆
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僕は、ドラッグストア勤務歴約20年以上。

登録販売者という資格について詳しく知っています。

登録販売者の資格だけ取るのは可能?

結論、登録販売者の資格だけ取ることは可能です。

なぜかというと、登録販売者には受験資格がないから

年齢や学歴に関係なく誰でも受験できます。

しっかり勉強して、合格さえすれば登録販売者の資格を手に入れられますよ。

まずは登録販売者の資格だけを取るというのは、アリだと思います。

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まだ、仕事につく予定がない人でも登録販売者の資格は取っておいて損はないですよ。

登録販売者の合格基準・合格率や、受験までの流れはこちらで解説していますので、参考にされてください。

資格取得後、放置してても大丈夫?

登録販売者の資格は、合格さえすれば無くなることはありません。

そのため1度合格すれば、ずっと資格を保有し続けることができます。

ドラッグストアなどに就職して、資格を使用し続けなくても無くなることはないので、ご安心ください。

資格自体がなくなることはない?

そもそも、登録販売者の資格に将来性がなく「登録販売者の資格自体が無くなるのではないか?」と不安に思う人もいるかもしれません。

個人的には登録販売者の資格は将来性のある資格だと思います。

なぜなら、登録販売者が主に働いているドラッグストア業界は、いまだ伸長し続けています。

また、コンビニやスーパーに市販薬を置く店舗も増加傾向。

薬は、人の健康を保つために必要不可欠なもの。

これからも、市販薬のプロである登録販売者の需要は伸びていくと思います。

登録販売者の資格だけ取った後はどうなる?

登録販売者の資格だけ取るのはアリだということは分かったけど、合格した後はどうなるのだろう?という疑問もあると思います。

登録販売者の資格取得後のことを解説します。

正式な資格者になるには実務経験が必要

実は登録販売者の資格は、合格後すぐに正式な資格として発動するわけではありません。

正式な登録販売者になるには、実務経験が必要になります。

実務経験とは?

実務経験とは、ドラッグストアなど市販薬を置いている店舗で働くことを言います。

ちなみに、登録販売者の試験を受ける前にドラッグストアなどで働いていても実務経験として認められます。

実務経験を積む前の期間は、見習い期間となります。

実務経験がない人の場合

それでは、実務経験がない人が、正式な登録販売者になるにはどうしたらいいのでしょう?

実務経験がない人は、以下の条件を満たせば正式な登録販売者になれます。

正式な登録販売者になるための条件
  • 直近5年以内に2年以上かつ通算1,920時間(1ヶ月平均80時間勤務)以上の実務経験
  • 直近5年以内に1年以上かつ通算1,920時間以上の実務経験に加え、指定の追加的研修を修了

市販薬を置いている店舗で…

●ショートパートとして2年間、月80時間働く

●ロングパートや社員として1年間、月160時間働く

上記の実務経験を積めば、正式な登録販売者になれます。

正式な登録販売者になるまで、少し長く感じるかもしれませんが、しっかりと経験を積んでから資格者として働く方が安心ですよね。

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見習い期間でも、正式な登録販売者よりも手当は低くなりますが、資格手当をつけるところが多いですよ。

実務経験がある人の場合

さきほど少し書いたように、登録販売者の試験を受ける前に、市販薬を置いている店舗で働いていても、実務経験として認められます。

そのため、上記の条件(2年間で1,920時間、または1年間で1,920時間の実務経験)を満たしていれば、登録販売者の試験に合格後、すぐに正式な登録販売者として働くことが可能です。

ただし、上記で書いたように、直近5年以内という条件つきです。

直近5年以内に、まったく実務経験がない場合は再び、上記の条件(2年間で1,920時間、または1年間で1,920時間の実務経験)を満たす必要があります。

登録販売者として働いていて、退職した場合も同じです。

退職して5年間で上記の条件(2年間で1,920時間、または1年間で1,920時間の実務経験)を満たしていないと、もう1度上記の条件を満たす必要があります。

登録販売者の資格自体はなくなりませんが、見習い期間へと戻ることになります。

登録販売者の資格だけ取るメリットデメリット

登録販売者の資格だけを取ったときの、メリット・デメリットを解説します。

登録販売者の資格だけ取る時のメリット

登録販売者の資格だけを取ったときのメリットは、以下の通りです。

  • 資格手当がつく
  • 市販薬を自分で選べるようになる
  • 就職に有利になる

1つずつ解説しますね。

資格手当がつく

登録販売者の資格に合格すれば、就職した際に資格手当がつきます。

企業によって差はありますが…

パートアルバイトの場合は時給で100円前後。

社員の場合は10,000円前後は手当がつくことになります。

資格を持っているだけで、収入アップにつながりますよ。

登録販売者の収入に関してはこちらで解説しています。

市販薬を自分で選べるようになる

登録販売者は市販薬のプロです。

登録販売者の勉強をすれば、おのずと市販薬の知識が身に付きます。

そうすれば、自分で市販薬を選ぶときも成分を見て、自分にあった薬を選択することができますよ。

薬の知識がないと、たくさんある市販薬の中で、何を選んだらいいか分からないですよね。

登録販売者の資格を取れば、そんなわずらわしさもなくなります。

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自分だけでなく、家族の薬も選んであげられます。

就職に有利になる

登録販売者の資格を取れば、就職にも有利です。

ドラッグストアなどの市販薬を置いている店舗は、1人でも多くの登録販売者を欲しています。

募集さえかかっていれば、登録販売者の資格が面接で有利に働きます。

僕も実際にパートさんの面接に関わりますが、登録販売者の資格を持っている人は、採用する確率がグンと上がりますよ。

登録販売者の資格だけ取る時のデメリット

登録販売者の資格だけ取ったときのデメリットは、以下の通りです。

  • 実務経験が積めない
  • ブランクがあると学んだことを忘れる可能性も
  • 新しい情報が入ってこない

実務経験が積めない

登録販売者の資格を取るだけでは、実務経験が積めません。

さきほども書いたように、正式な登録販売者になるには、実務経験を積む必要があります。

実務経験が積めないと、ずっと「見習い期間」という扱いです。

ブランクがあると知識喪失する

登録販売者の資格を取ったあとに、その知識を使わないと、当然ですが覚えたことを忘れてしまいます。

登録販売者の資格を取得して、何年間かのブランク後にドラッグストアなどで働くときは、もう1度内容を復習しておいた方がいいでしょう。

登録販売者の試験内容で実践で使える内容は、薬の成分や副作用の部分なので、その部分を重点的に復習するとよいです。

法律的な部分は、さらっと復習する感じで大丈夫ですよ。

新しい情報が入ってこない

市販薬も毎年、新しい成分や商品が出てきます。

市販薬を取り扱っている店舗で働いていないと、そういった情報もなかなか入ってきません。

資格取得後ブランク期間が長いと、いざ働きだしたときに知らない成分の入った商品が増えている可能性があります。

ただし、爆発的に新しい商品が増えるわけではないので、働きだしたあとに、そういった商品の知識を身につけても遅くはありません。

登録販売者のおすすめ勉強方法

登録販売者の試験を受ける時のおすすめ勉強方法を紹介します。

登録販売者の試験を受けるのには、受験料が15,000円前後(都道府県によって受験料は異なる)かかります。

安くない受験料なので、できれば1発合格を目指したいですよね。

1発合格を目指すなら通信講座

1発合格を目指すのであれば、通信講座を受講するのがおすすめです。

通信講座が向いている人は、以下の人です。

  • 確実に合格を目指したい人
  • どのように勉強していいのか分からない人
  • 登録販売者の試験に何度か落ちている人

おすすめの通信講座は「三幸医療カレッジ」です。

理由は、三幸医療カレッジが登録販売者に特化した通信講座だから。

三幸医療カレッジの合格実績はなんと90.5%です。

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●確実に合格を目指したい

⇒90.5%の合格実績がある。

●どのように勉強したらいいのか分からない

⇒通信講座には珍しい担当制なので、最適な勉強方法で勉強を進められる。

●何度か登録販売者の試験に落ちている

⇒安くない受講料を払うことになるので、気持ちの入り方が変わる。

15分の講座78本がいつでもスマホなどで見ることができるので、スキマ時間を活用して勉強もできますよ。

確実に合格を目指すなら三幸医療カレッジを受講しましょう。

料金は、以下の通りです。

料金は高く感じるかもしれませんが、何度も試験に落ちて何度も受験料を払うよりは、通信講座を利用して1発合格を目指す方が効率的です。

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【三幸医療カレッジ】

登録販売者の通信講座はこちらで詳しく解説しています。

独学の勉強方法

通信講座は高くて受講できないという人は、独学で合格を目指すことになります。

独学で勉強するのが向いている人は、以下の人です。

  • 1人でコツコツ勉強ができる
  • 数ヶ月という長期スパンで勉強することになるので、自分でモチベーションを保てる人
  • 計画的に勉強ができる人

独学で勉強する場合は、参考書や過去問を使用して勉強しましょう。

参考として、Amazonで売れている登録販売者の参考書ランキングを載せておきますね。

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また過去問を解く際は、三幸医療カレッジ内で過去問と解答・解説が無料で見られるので、活用しましょう。

>>三幸医療カレッジ 過去問ページ

僕が登録販売者の試験を受けるときには、通信講座などがなかったので、独学で勉強しました。

僕が1発合格した時の勉強方法をお伝えしますね。

独学の勉強方法
  • 参考書を最低3回は読む
  • 受験を考えている地域の過去問を最低3年分やる

独学での勉強方法、最大のコツは「繰り返しやる」です。

最初は、分からない内容も繰り返し読むことで、徐々に理解できるようになります。

登録販売者の試験はマークシート形式です。

成分などを丸暗記する必要はありません。

繰り返し読み返すという方法は、記憶を脳へ定着させるのにとても有効です。

とにかく、反復勉強で知識を頭に染み込ませていきましょう。

まとめ

「登録販売者の資格だけ取るのは可能なのか」を解説しました。

登録販売者の資格だけを先に取るのはアリですよ。

登録販売者の資格を取れば、収入アップにもつながるし就職にも有利になります。

資格を取っておいて損はありません。

1回合格すれば、失効することなくずっと使える資格です。

ぜひ、勉強して資格を取りましょう。

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この記事が参考になれば幸いです。

それでは、また!

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